2025年9月7日

vol.166 「北関東の婚活」【ケビ子のアラフォー婚活Q＆A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第166回「北関東の婚活」。「瀬戸の花嫁」みたいな言い方。

【目次】

条件を見直して出会いを工夫してみる
人柄が合わないと結婚は決められない
地元を活用するパターンもあり
アプリ以外の方法を検討してみる
出産を見据えた準備をしておく

ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、第166回です。
今日のご相談です。

こんにちは。北関東在住の会社員女性、38歳です。婚活歴２年です。

私が住むところは30歳過ぎて独身というのは肩身が狭く、実家に長いこと暮らしていたので家族からの結婚のプレッシャーがすごくてメンタルがやられていました。家事の手伝いをしようとお金を入れようと結婚していないだけで役立たずみたいな扱いでした。

意を決して実家と同じ市内でひとり暮らしを始めてみたら、親からのプレッシャーはなくなったものの話し相手がいなくて孤独感がすごいです。それでやっぱり結婚だなと、結婚できたら親も安心だし、私も孤独じゃないと気づき、ケビ子さんが言う本気の婚活スイッチが入りました。

なんだかんだ言っても親のことは心配なので、できれば地元でこれからも生活したいのですが、婚活をしていてもとにかく出会いがなく、知り合いに紹介を頼むのも距離が近すぎて気が引けます。アプリも登録してみましたが、地元優先で探すとほぼいません。条件で言うと地元優先の次は趣味になりますがゲームが趣味なので男性受けが悪そうでプロフィールには書いていません。

できたら子供を産んでみたいので、なんとか早く結婚したいのですが、今のぐちゃぐちゃした感じに何かアドバイスをいただけますか。よろしくお願いします。

婚活歴２年の女性、北関東在住の38歳から地元で相手を見つけたいけど出会いがないとの叫びです。

状況を整理します。

●北関東在住の会社員38歳、婚活２年。地元優先で探すが出会いがない。

●30歳で独身だと肩身が狭いエリアで長く実家暮らし。家族からの結婚プレッシャーが強い。

●実家と同じ市内でひとり暮らしを開始。プレッシャーから解放されたが孤独感が増す。

●知り合いに紹介を頼むのは距離が近すぎて気が引ける。

●子供を産んでみたいから早く結婚したいが今のぐちゃぐちゃした感じにアドバイスがほしい。

北関東での婚活。ご家族や地元への強い思いが伝わってきますね。

できることはたくさんあると思います。ひとつずつ整理していこうぜ！

条件を見直して出会いを工夫してみる

北関東では東京など都市部に比べて出会いが少ないと感じるのは人口からみても自然なことではないかな。特にアプリで相手を探す際、地元を優先条件にするとマッチング数が限られるのは北関東に限らず地方在住者の共通の悩みだろう。

地元の人がいたとしても、会いたいと思える男性がいないなど、そう簡単ではないわけで。

条件付けと考え方を工夫して出会いの幅を広げてみたらどうだろうか。

地元で生活したいのはなぜか。
それは今すぐなのか、ゆくゆくなのか。
なぜなぜ分析*で自分の考えを深堀りしてみたらいいだろうね。

親が心配と書いているが、今ひとり暮らしで、現在つきっきりで親の世話をしていないと解釈するならば、親の世話はいったん置いておき、必要になったら考えるようにするのも一手。

*なぜなぜ分析とは問題に対して「なぜそうなったか」を繰り返し問うことで理由や原因を探る方法。

婚活では理想の条件を列挙する際に、なぜ私はこの条件が必要なのか、を考える時に有効。

人柄が合わないと結婚は決められない

今は地元優先よりも自分に合う人物優先で検索範囲を少し広げてみる。

例えば、隣接する都市や県庁所在地まで範囲を広げて試しに検索してみる。おそらく選択肢が増えるんじゃないかな？

マッチングしてデートするのも１、２時間程度の移動はやむなしとする。中間地点で会えればいいし、男性が会いに来てくれる場合もある。

このように無理のない範囲で条件を広げることを考えてみたら自分に合う人との出会いの数が増える。自分と同じ価値観の相手と出会えば、今後の住む場所の話も自然にできるだろうからそこで地元の話をしてみたらいい。

地元を活用するパターンもあり

デートで１、２時間移動なんてとても無理です。地元希望です、というのであればやはり知り合いの紹介を頼るか、地元のイベントへの参加、自治体主催の婚活などを真剣に考えてみる。

地元の祭りやごみ拾いなどボランティア募集していたら参加するとか、図書館に通い詰めてみるとか、スポーツジムに連日通ってみるなど人が集まるところにひとまず行ってみる。
婚活相手と直接出会えなくても、こうした場で知り合った人から新たなつながりが生まれることはたくさんある。

知り合いの紹介をためらう気持ちもわかるが、地元を希望するならばこれが一番早くて効果的だとも思うぞ。

アプリ以外の方法を検討してみる

アプリ以外にご当地婚活パーティや結婚相談所を活用することも考えてみよう。

北関東では、宇都宮や高崎、前橋などで定期的に婚活パーティが開催されている。「北関東　婚活パーティ」で検索すると出てくるが、検索する時に「北関東」を地元自治体名にするとより欲しい情報が得られる可能性がある。

また、費用はかかるが期間を決めて結婚相談所に入る方法も考えてみる。
出産を考えているならとにかくスピードが重要だから、選択肢を増やすことは有益だろう。

大手結婚相談所は支店があるから地元優先の人とのマッチングをサポートしてくれるはずだ。

出産を見据えた準備をしておく

38歳、現在相手がいない状態で子供を望むのであれば、時間を意識してほしい。
のんびりと「いい人がいたら」ではいつになるかわからない。いい人がいてもそこから出産はどんなに急いでも１年かかる。

焦りもあるだろうが、具体的に準備をしておけば安心もできるので考えてみてほしい。
例えば婦人科でブライダルチェックを受けておく。
睡眠や食事など生活習慣を見直すことも、今すぐできることだからね！

「今週はプロフィールを見直す」「来週はイベントに参加申し込みする」このように小さな目標を立てて達成していくのを積み重ねる方法も短期で婚活を成功する考え方だ。出会い方を工夫してやってみてほしい。

ゲームが趣味なのはむしろ男性受けがよさそうなので、趣味で出会うのも期待できる。
どんどんアピールしてみてね！