2025年12月7日

vol.172 「今さらながら現実を知りました」【ケビ子のアラフォー婚活Q＆A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第172回「今さらながら現実を知りました」。鏡を見てください。

【目次】

厳しくしたのはYOU！
自分を深堀してみよう
ご友人のありがたい話
今できること、心構え
ケビ子の新連載始まりました！

ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、第172回です。
今回のお悩みはこちら。

はじめまして。ゆんと申します。

アラフォー婚活コラムを検索してケビ子さんを知りました。婚活記もお悩み相談も泣き笑いしながら何度も読んでいます。今日は思いきって私も相談をさせていただきます。

現在38歳、都内在住勤務です。婚活歴は半年ほどです。38歳で婚活スタートは遅いとは思いますがそれまで普通に彼氏ができていてあまりあせりがなかったのが正直なところです。

直近で交際していた彼とは結婚を視野に入れて話をしていましたがお恥ずかしながら私がほかの男性と過ちを起こしたのがバレて別れることになりました。その後から彼氏ができません。

これまではアプリを使わずとも出会ってきたのでアプリはちょっと抵抗もありますが挑戦しましたし、友人に紹介もお願いしましたが友人から紹介できる人がいないと断られてしまいました。
これが世にいうアラフォー婚活の厳しさかと今さらながら現実を知りました。ここまで厳しいとは思ってもいなかったです。

友人からは今までアラフォーになっての結婚は大変だからと話をしてきたのに馬鹿にしたような態度をとってきたと言われてしまいました。その時は彼もいて順調だったから真剣に聞けなかったのだと思います。

すべて自分がしたことが悪く返ってきているのですが、それでもなんとかパートナーを見つけて結婚したいと思います。今すぐできることや心構えを教えてください。よろしくお願いします。

これは……

相当な燃料が投下されましたな。

状況を整理します。

●都内在勤の38歳。婚活歴半年ほど。

●直近で交際していた彼と自身の浮気が原因で別れた後、彼氏ができない。

●アプリに抵抗があるが挑戦、友人に紹介もお願いしたが断られた。

●アラフォー婚活の厳しさを今さらながら知った。

●パートナーを見つける心構えを知りたい。

ケビ子塾を開くしかない案件か。どこか山奥の寺を探してみるか……。

厳しくしたのはYOU！

お悩み文を読んで率直に申し上げます。

「これが世にいうアラフォー婚活の厳しさかと今さらながら現実を知りました」と書いているが、今回はアラフォー婚活が厳しいというよりはYOUです。あなたご自身が相当に厳しい状況をつくったと言わざるを得ない。

人と人が出会い、相思相愛となり新たな暮らしを模索する。この尊いプロセスを軽く見たらいけません。

「交際していた彼氏がいたのにほかの男性と過ちを起こした」というのは彼氏の人生を思いやる優しさもなければ自分の人生を俯瞰する余裕もない刹那的な快楽に簡単に身投げするイージーな思考回路の持ち主と評価されても仕方がないことですぞ。

浮気という事柄の背景にあるいろんな人の気持ちを想像できる大人になってくれたまえ！

自分を深堀してみよう

ゆんさんは婚活をしているが、本当に結婚したいのだろうか。彼氏ができたらいいなとしか思っていないだろうか。

ケビ子の婚活記やアラフォー婚活お悩み相談を何度も読んでくださったから自分がどういう人生を送りたいのかを深堀してみることがアラフォー婚活の最初のアクションだと理解してくれていると思う。

ここで改めてゆんさんが望む人生とはなんなのか。具体的に描いてみてほしいのだ。
思い描いたゆんさんの人生にパートナーは必要なのか、必要だとしたらどういうタイプの人なのか。

婚活を始める時に最初に相手の男性の理想のタイプを書き連ねてしまうと結果的に居心地が悪くなるのはここの相関がとれていないから。人生観（ストーリー）があってパートナー像（出演者）が出てくると考えてみて！

ご友人のありがたい話

ゆんさんのご友人はかねてから真剣にアドバイスをしてくれていたみたいね。

順調な時ほど他人のアドバイスを受け入れられないもの。客観的に自分を見られなくなりがち。

今からでもご友人としっかり話をして当時の態度の理由や現在考えていることを聞いてもらえる機会をつくってみたらどだろうか。

アラフォー婚活は孤独な戦いだし、孤独なほうがいいと思っているケビ子だがゆんさんの場合は第三者の軌道修正がとても役立つタイプに思えるのだ。

ただし、それはゆんさんが素直にアドバイスを聞ける謙虚な気持ちになったら、ね。