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vol.143「一口ちょうだいマン」【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第143回「一口ちょうだいマン」成敗してやる!
ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、143回目です。
今日の質問です。

ケビ子さんこんにちは。アラフォーに突入した35歳です。交際1カ月ほどの彼のことで悩んでいます。彼とはマッチングアプリで出会って、プロフィールも写真もよくて実際会ったら実物のほうがいいというレアパターンでした。運よく正式に交際となったのですが、正式に交際してからはより彼女彼氏らしく打ち解けてきているものの、そのせいか気になるのが食事のマナーです。私は女性ですがたくさん食べたいタイプで、「一口ちょうだい」がとても苦手です。自分で食べたいものを頼んでいるので全部ひとりで食べたいです。人のものもいりませんし、感染症もやはり前ほどではないにせよ気になります。彼がそのタイプでカフェでお茶を飲もうとなると、私がケーキなどを頼み、彼はドリンクのみの注文で「食べないの?」と聞くと「一口もらえればそれでいい」と言います。男性だから味見程度でいいのかなと思って特に反論もせず、自分が口をつける前に一口食べてもらったほうが衛生上いいかなと思って先にどうぞとすすめると半分以上食べられてしまいました。これが何度かあります。1度でこりてその次の時に「半分以上食べるんだから自分で頼んで」と言っても「今回は一口」と譲りません。
こんなことで悩むのもばからしいです。でもすごく嫌なんです。しかも半分以上食べても「〇〇ちゃんは本当にあまいものが好きだよね~」とこちらをからかってきます。結婚したらそれほどカフェでお茶もしないだろうと今だけの我慢かなとも思いつつ、困っています。よろしくお願いします。


アラフォー突入35歳、交際1カ月の彼とのことでご相談をいただきました。


状況を整理します。
・35歳のご相談者、アプリで出会った写真より実物がいい彼と交際1カ月ほど。
・正式交際後、打ち解けてきたが食事マナーが気になる。
・ご相談者は「一口ちょうだい」が苦手だが彼がそのタイプ。
・一口のはずが半分以上食べられる。自分で頼んでと言っても譲らない。
・結婚したらカフェにはそれほど行かないだろうから我慢かな。


正式交際後、打ち解けてきたら「一口ちょうだい」だって嫌なのに半分以上食べてしまう彼ですよ?結婚したら皿ごと食べてしまうんでは?


人様のパートナーに物言いできる立場ではないのだがね、ケビ子は食事のマナーが合わない人は無理でござんす。ましてやケビ子も「一口ちょうだい」が大の苦手。こちらが「食べてみる?」「味見してみる?」と聞いて食べるならまだしもなぜに人のオーダー品を「一口ちょうだい」と言えるんだろうか。
そういうかたは家を新築したと報告でもしたら「一部屋ちょうだい」とでも言うんだろうか。


食べ方や食事のマナーはその人の育ち方がそのまま反映されている大きなポイント。
大皿料理を一人で独占してしまう食べ尽くしや、食べきれない量を頼んで残す、くちゃくちゃと音をたてながら食べる、箸の持ち方を知らないなど、どんなに贅沢な食事を知っていてもこうしたマナーや食事の仕方こそ自分と合う男性を選んだほうが後々の生活でストレスがたまらないと思うぞ。


「一口ちょうだい」が苦手だと伝えても改善しないところを見るともしかしたら彼はこういうやりとりを彼女だけに対してする愛情表現やコミュニケーションの一環だと思っている可能性もある。そのあたりを聞いてみてはどうだろうか。もしそうならばご相談者の価値観とは異なるということをもう一度伝えてみる。それでも改善しないようであれば今後の付き合い自体を考えてもいいと思う。


食事は毎日のことだし、楽しみのひとつ。ご自身のことをたくさん食べたいタイプだと言うのだからおそらく食事が好きなんでしょう。ケビ子だって食べるの大好き。我ながら日々の生活が食い意地であふれていると自負するほど。だからこそ楽しいはずの食事の時間を楽しみのままでいられる相手を探してみてもいいのだよ。


ケビ子の話をすると、これは交際相手ではなかったのだが仕事の関係者で「エスニック料理愛好会」というグループを作って月に一度いろんな国の料理を出すレストランを食べ歩くということをやっていた時期があった。構成メンバーは男女20代から60代。タイ料理、インド料理、ロシア料理など食べ歩いた。メンバーの一人が独身40代の男性で、いつもは腰が低く謙虚なのにアジア系のレストランでだけ年若いアジア某国出身のサービススタッフの女性に偉そうな口調でオーダーしたり早くしろと言ったりしていた。
こうなるともう食事を楽しむどころではなく、嫌気がさして早々に退店。その後も気が進まずケビ子は集まりをフェードアウトしてしまった。
これがこの人の本性か、と思ったらその印象を覆すのは難しい。結局数年一緒に仕事をしたがその人を思い出すとレストランでのエピソードしか出てこない。


長くなったが、自分の感覚というのは見て見ぬふりをしないほうがいいということ。違和感や居心地の悪さを感じてその理由も明らかで自分なりに対策を取った。それでも改善しないのであれば異文化コミュニケーションの部類に入る。自分がそうだと納得できるのであれば継続もやむなしだが、異文化を理解し受容できるかどうか、今後も長く付き合うことも考えて想像をしてみてほしい。


ケビ子の婚活Q&A VOL.143
本日の結論:食事はね、楽しくおいしくおなかいっぱいになることだけ考えたいよね!
カモチ ケビ子

カモチ ケビ子

43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)音声配信アプリVoicy でもアラフォー婚活に役立つ情報を配信しています!

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