2024年10月6日

vol.145「どうしたら現状打破できるでしょうか」【ケビ子のアラフォー婚活Q＆A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第145回「どうしたら現状打破できるでしょうか」打破すると決めることね、まず。

ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、145回目です。
今日の質問です。

ちゃーすけ　41歳　会社員
Q.婚活歴・および婚活の手段について教えてください
30歳ごろからお見合い、婚活パーティー、結婚相談所、合コン、街コン、あらゆるものに参加
Q.結婚相手に求める条件・理想を教えてください
気の合う人。一緒に料理をしてくれる人。楽しく旅行ができる人。
Q.相談内容
もうすぐ42歳になります。30歳ごろからいろんな婚活をしてはまったくうまくいかず、36歳ごろに心が折れてしまい婚活をやめてしまっていました。ですが最近同い年の子が結婚したことを知りまた婚活をしたいと思い始めています。ただ自分としては今までできる限りのことをしてきたので今更何をすればいいのか途方にくれています。結婚せずとも幸せであればいいと思いますが私はケビ子さんのようにバリバリ働いてきたわけでもなく、友達も少なく、うちこめるような趣味も見あたりません。これから先何を生きがいに生きていけばいいのかどんより暗い気持ちでいっぱいです。どうやったら現状打破できるでしょうか。

41歳会社員のちゃーすけさんからのご相談です。いつもとご相談内容の書き方が異なります。本連載の最後にお悩み相談ボックスがあり、こちらからご相談をお寄せいただくといくつか質問項目がありますので、このような体裁になります。

状況を整理します。
・41歳のちゃーすけさん。30歳ごろからあらゆる婚活を実施したがうまくいかず36歳ごろにやめた。
・最近同じ年の子が結婚したことを知り婚活を再開したい。
・今更何をすればいいのか途方にくれている。
・結婚しないでも幸せならいいが何を生きがいにしたらいいのか暗い気持ち。
・どうやったら現状打破できるか。

ちゃーすけさん、ご相談ありがとうございます。今年の夏は特に暑かったですが、元気だったかい？

長いこと婚活をされたが思うような結果が出ず36歳ごろにやめて41歳の現在再開した。一度結婚を希望した人が完全に結婚をあきらめたという例はあまり聞かず、どこかで結婚ができたらいいなと思うもので、環境やこれまでの刷り込みが人生に与える影響の大きさを感じているところ。したがって一度あきらめて中断した婚活とのことだが今回はぜひ結果を出すことにこだわって行動をしてみてほしい。

一方で相談文中に婚活を再開したいが、「結婚せずとも幸せであればいい」ともご記載があり、これは結局なんか今のままじゃ不安だけど、心の底から結婚を希望して行動を起こすほどでもない、とも読めるのです。
やはりちゃーすけさんに今すぐに実践してもらいたいのは「自分はどのような人生を送りたいのか」を事細かくイメージすることだろう。書き出すとなおよいし、思い描いた人生にはパートナーが必要なのか、必要だとしたらどのようなタイプなのかをまた細かく深堀りしてみて自分の気持ちや希望をちゃんと理解してほしいのだ。

長く婚活をしていると思いどおりにならないことに疲れ、単純にご縁がなかっただけなのにその回数が増えていくと自分を否定されたような気持ちになる。こうして婚活をやめたのだろうと推察する。アラフォー婚活女性の多くがこのようなつらい経験をしていると言っていい。ケビ子もそうであった。
だからこそ、具体的にどのような人生を送りたいのかを今一度イメージして現状と理想の差分を埋めていく行動を起こしてほしい。漠然と「いい人いたら結婚したいなー」ではなくに自分にとっていい人と出会うにはどのような行動をおこせばいいのか、を具体的に悩んでほしいのだ。

現状打破をするにはまず心の底から自分の人生を変えると決めることから。次に自分の人生を変えるんだと本気で決めてから出会った人はもしかしたら運命かも？という目線で宝探しをしてみてほしい。決意し、青写真を描ききった状態を「整った」と定義し、その整った状態での出会いを意味があるものかもしれないと思って宝探しをしてみてほしい。

あらゆる婚活場で出会いの場を増やしても「いい人がいたら」結婚する気持ちでいたら現状打破は難しいだろう。自分なりの歩み寄りと「この人とやっていく」と決めることが重要だ。
我々世代の婚活は若い時の周囲の情報や昨今のSNSなどで他者の価値観が染みている。
「いい人」がこちらに惚れて積極的にアプローチしてくれてデートもスムーズで交際も順調。テーブルクロスがしいてあるような店で食事の後膝をついてプロポーズしてくれる。これが幸せの王道のように。こうした思考から自由になって地に足のついた自分らしく笑顔が増えるような人生を送ってほしいのじゃよ。

結婚をしてもしなくてもいい時代になった。それでも自分の人生にパートナーが必要ならばぜひちゃーすけさんをよく知る友人・知人に紹介を頼んでみて。

ご自身に対して厳しい評価なのも気になった。「バリバリ働いてない、友達もすくない、うちこめる趣味がない」ケビ子に言わせれば「働いて自立している、うちとけた友達がいる、自分の時間を自由に使っている。困った時にケビ子にヘルプを出せる勇気がある！」となる。この見方が宝探しじゃよ。すごいんだぜ、人生はビューポイントで決まるぜ！影ばかり見ないで光があたっているところにも目を向けておくれよ。

心は折れない。少し疲れただけ。また自分のペースでやってみよう！