2021年3月27日

vol.83 「同期と交際。意識しすぎてギクシャクする」【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第83回目「同期と交際。意識しすぎてギクシャクする」いいな～。読むだけでドキドキ体験♪

ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、83回目です。
今日の質問です。

はじめまして。38歳です。20代後半から婚活をしてきましたが、ふとしたきっかけで会社の同期と付き合うことになりました。
長い事同期としてしか見ていなかったんですけど、久しぶりに同期会で会ったときに二人で話す機会があってその時にお互いいいなと思って付き合い始めた感じです。
気心が知れた相手なので、気が楽な反面、同期同士ということもあってこれまでの交際とは違う感覚があります。
別れたら同期の絆が壊れるのではないか。そして、何より彼のことを今までの恋愛では全然違うくらい大好きになってしまい、一人で苦しんでいます。
おそらく私だけが結婚を強烈に意識してしまっていると思います。
そのせいで、今までの同期同士の軽い感覚で話ができなくなってしまい、意識しすぎて聞きたいことやしたいことを言えないようになってしまいました。
嫌われたらどうしようと考えてしまってギクシャクします。
どうしたら自然な気持ちを取り戻せますか。

38歳、同期と交際開始で夢中になってしまいギクシャクしているというお悩みです。
これはいっそ、シェイクシャックというハンバーガー屋に行くのを勧めたい。
シェイクシャックでギクシャクなんてちょっとネタにならないか？え？ならない？

さて、同期と交際！テッテレ～♬おめでとうございます。
同期って不思議な連帯感とライバル心がバランス良く醸成されるシステムだね。
日本ならではの体制だろうか。

甘酸っぱいご相談に胸がドキドキ、ドキがむねむねである。
長い事友人のような関係で、それがひとたび男と女になると、「あれ？君って嬉しいとこういう顔するんだね」って思われたらもう恥ずかしくて駅のホームをダッシュして駅員に怒られる、みたいな妄想をしてしまい、自分らしく振舞えない。
実家で家族とドラマを観ていたらラブシーンが始まってギクシャクする、みたいな感じだろうか。え？ちがう？

同期と言うのは一般的に入社前の内定式で顔を合わせ、連絡先を交換し、モチャモチャと入社式何着る？から始まって入社後は長い研修を共に過ごし、一通りのダメ出しを経験してへこみ、課題を乗り越え打ち上げで飲み過ぎて連帯感が増す団体のことを言う。
自分たちの中では社会生活のスタート時に切磋琢磨し、思い出を作り上げたかけがえのない仲間。

同期と言うのは当事者がそのようにプレシャスな存在にしているくらいなもので、長い社会生活を経て振り返るとたまたま同じ時期に同じ志向で入社した人に過ぎない。会社によっては同期がいない人もいるだろうし、ことごとく同期と合わない人もいる。
何が言いたいかと言うと、存在をプレシャスにするかしないかは自分たち次第である、ということだ。

同期だから別れたら絆が、同期だから付き合ったらぎくしゃく、同期、同期、ゼエゼエ・・・と動悸がしてくるのだ。

「同期だったらなんでも言えるんだよね」のように同期を同期たらしめているのは、ご相談者である。
普通に交際したらよろしい。
その際、ほかの同期に交際の進捗状況を逐次報告する義務は一切ない。
普通に交際したらよろしい。
女の顔をみせようと何しようと、元気印の私だったのに今はおセンチ。そんなことは知ったことではない。
普通に交際したらよろしい。

「おそらく私だけが結婚を強烈に意識している」
これについては、相手の意見を聞いてみないことには何とも言えないが、仮にそうだとして、何が問題だろうか。
妙齢の男と女が交際をして結婚を多少なりと意識しないことの方が難しいのではないか。
同期と交際しているから、私だけが強烈に結婚を意識しているから、というよりも大好きになったらとたんに自信がなくなってギクシャクするものではなかろうか。
一般的に「反動形成」と呼ばれるもので、本心を知られて嫌われたくないあまりに素直になれないという防衛反応のひとつ。

ギクシャクしてしまう自分を認めて、ラインなど返事に時間をかけられるものから素直な反応をしていくことを練習してみたら良い。
そのうえで、「直接会うとうまく表現できなくて」などと防衛してみるのも良いだろう。

強烈な結婚願望についても、それほどの気持ちになれた自分をまずは認めて、彼に感謝し、素直な反応を練習していく過程においてそのような話題になったときにさらっと言ってしまえば気が楽になる。
「吾輩は強烈に結婚したいのであります」などと言う必要はなく、彼をとても好きになってしまっただとか大事に思っているだとか、毎日がとても幸せだ、そういった表現をしてみよう。結婚の話題はおいおいで。

同期だから！という考えをいったん横に置きながらも、彼としても同期だからこそご相談者のことを良く分かっている部分もあると信じて、まずは自分の気持ちに素直になることを目指していこうぜ！