お悩み相談、105回目です。
今日の質問です。
相談所での出会いはこういうものなのか、皆さまご結婚を決めたときはピンと来なくても条件で決めてる方が多いのでしょうか。40歳を目前に焦っています。
さあ、39歳!なんとか40歳を超える前に少しでも前に進みたいですね。
年齢はただの数字。
本当にそうだ。
しかし婚活をする以上、女性の場合年齢がとても大きなファクターとなる事実は否定できない。
スピードアップでがんばろう。
さて、結婚相談所で活動中とのこと。
お見合いもそれほど難しいと感じることなく成立しているとのことで、ご自身の希望する条件とターゲットとなる男性から見たご相談者の条件がマッチしているのでしょう。
希望の人とお見合いさえ出来ないという相談を何度も受けてきたケビ子としてはそれだけで拍手したくなる。
つまり、客観的にそれほど高望みをしていないのだろうと推測できるわけです。
年齢は同世代か年下、イケメン、さわやか、良い匂いがして年収1000万で身長は180センチ以上、太ってなくて有名大学卒で一部上場企業か士業を希望しますと声高々に宣言されても、相談所としても下を向いて中指を立てるか、出口を案内するかしかできないだろうから。
現実的な希望を出しているであろうご相談者はこれまでのお見合いで何を得たのか。
「年齢以上におじさんだった」
「会話がつまらない」
そういう感想ではい次!を繰り返していると気が付いたら後期高齢者になってしまう、そのくらい時間はあっという間に過ぎる。
自分のためにお見合いの振り返りを確実にしてみてほしい。できれば書き出して。
プロフィールと写真では問題なくお見合いが成立した相手と実際会ってみて何が違ったのか。
一人ひとり振り返ってみると、そのうち自分が経歴書には書かない項目で相手に望んでいることが見えてくるのではないだろうか。
・話を全然聞いてくれず、一方的に自分の話をされた
・学歴や会社の自慢がしつこかった
・店員に横柄だった
例えばこのような次に会いたいと思えない理由を挙げてみて自分が相手に望むことを整理して自分を知ってみてほしい。
見た目がおじさんは今後変更可能だし、会話がつまらないは両成敗。
自分のジャッジも同時に見直してみる。
アラフォー婚活は謙虚な気持ちを忘れたらいかんぜよ!
ケビ子の例で恐縮だが、ケビ子がいやだなあ、もう会いたくないなと思った相手は以下の通り。
・自分は会社の歯車で代わりがいくらでもいる部品です。と卑下しすぎて嫌な気持ちになった。
・生ビールもあるのにわざわざ瓶ビールを頼んでお酌してくれと言われた。
・会話中ずっと高速瞬きをしながら目が白目で困った。
・会話中ずっと足を開閉していて目のやり場に困った。
・経歴書の内容が会った時には変わっており、現在外国暮らしで一時帰国中だった。
・写真が真顔でわからなかったが、実際会ったら歯がなかった。
・初対面でホテルに誘われた。
今こうして書き出してみると、まあ何度か会っても良い相手はいたかもしれないのだが、当時はピンと来ないどころか「ほんとにイヤ!」と無下に断るなどを繰り返していたために全然進展がなかった。
そこから振り返りをするようになり、自分が望むこと、明確にイヤなことは何なのかを書き出すようになった。
ちょっとした気遣いができる、人の話を笑顔で聞いてくれる、ごはんの食べ方がきれい、店員に感じ良く接する、こうした相手の内面がにじみ出るような人柄に触れられたら、ピンとは来ないけど継続して会ってみる、と自分なりの基準を作るのも良いだろう。
一方でこれだったら一人の方がマシという基準も持って置くと貴重な時間を無駄にすることもないので、こちらも整理してみたら良い。
「ピンと来る」を定義するのはとても難しいし、周囲の例を咀嚼してみるとおそらく顔と年収が希望通りの相手とマッチングし、その相手がこちらに熱心だった場合に脳内に響く音が「ピン♪」なのだろうくらいに思っておこう。
婚活をしていると最初に条件がくる。
しかし条件には落しきれない人柄こそが決め手となる場合も多い。
年収が高かったら浮気も暴力も平気です!なんてことは長い目で成立しないわけなので。
ピンと来て添い遂げます、という結婚のイメージから少し離れて、自分を深堀してみる機会としてほしい。
39歳、今後お見合いの成立が難しいと感じるようになったらこのような悩みを相談している頃が懐かしく思えるはずだからね。
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)音声配信アプリVoicy でもアラフォー婚活に役立つ情報を配信しています!
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