お悩み相談、106回目です。
今日の質問です。
現在、アプリでマッチングした方と正式に付き合いはじめて3か月ほど経ちます。が、怪しい雲行きを感じています。
私は思ったことを率直に言ってしまう方なのですが、デートをしているときにゴールデンウイークはどう過ごそうかという話題が出て、素直に答えました。私たちは九州住みですがディズニーランドに行きたいと素直に伝えました。コロナが収束してきたら海外旅行にも行きたいし、○○ホテルにも泊まってみたいと長年の夢を会話の一つとして話をしたところ、彼の表情がどんどん曇っていき「そんなお金どこにあるの?自分の収入で賄えるの?」と言われてしまいました。私も正直そういう反応が返ってくるとは思わずに驚きましたが、これは言ってはいけないことを言ったのだと理解しました。正直、彼の年収が魅力的で交際に至ったのは事実です。ですが、私は特別おかしな希望を言ったとも思っていませんし、私は女性だからこれ以上稼ぐことはできません。彼や旦那さんに金銭的に甘えることはNGなのか、本音はそう思ってるのに言わないで結婚する方が不親切な気もしてモヤモヤしています。
彼とどうなるかはわかりませんが、今後のこともあるのでケビ子さん相談に乗ってください。
さて、ご自身が愛想は良い方だと書いている通り率直なお人柄が相談文にぎっしりと詰め込まれている。私なんぞは読んでいてかわいらしいなあと思うのだが、実際に交際している彼にはその率直さが誤解を与える可能性が高いのも頷ける。婚活の場に来る彼なのだから。
現状を整理しよう。
婚活歴3年、今年36歳年収約250万円の非正規社員。
アプリで出会った彼と交際開始して約3か月。
連休の予定を話していたところ金銭的な話題に彼の表情が曇る。
男性に金銭的に甘えることはNGなのか。
女性の多くがなるべく年収が高い相手を望む。いかんせん鈍感なケビ子には理解が難しいのだがこれはやはり相手の収入で楽をしたい、贅沢をしたい、という理由からであろうか。
厳しいことを申し上げるが、ケビ子は基本的に「特にアラフォー婚活は」女性は自分の面倒は自分で見ることが前提だと思っている。無論特殊な事情がある方は除く。
自立した大人同士が支えあうのが自然であるし、対等な関係を築いていく土壌が作りやすいと考えている。
子どもが生まれたらこれまでのように働けないから高収入の男性を求めるという意見もたくさん聞いてきたが、アラフォー婚活、40代婚活は出産を前提条件として高収入を希望するにはいささか現状把握が足りてないと言わざるを得ない。
これはアラフォー、40代の出産希望を否定することではなく、これまで働いてきた自分の貯蓄がある程度見込めるはずであることと、家族感の年齢相応な多様化が上げられる。
ようするにこれまで何してたの?という話なのだ。
このご相談は金銭的に男性に甘えることはNGなのか、という質問にイエスかノーで答えるというよりはご自身の意識改革が必要だろう。
ご自身は非正規で年収税込250万円。女性だしこれ以上は稼げないと書いている。だからこそ年収の良い彼に金銭的に甘えたいし、それを率直に言うことが特別おかしなことだとも思わないとのこと。
マリソルウェブでのアラフォー婚活相談は今回で106回。
毎月末にケビ子のインスタで相談を受けるのが100件弱。
数で言うと相当数の相談を受けてきたケビ子だが、総じて言えることは「婚活にウルトラCを求める人が多すぎる」ということ。
受験、就職は身の丈に合うところを選んで来たはずなのに、こと結婚にいたっては多くの女性がウルトラCを諦めない。不思議なのだ。
自分の面倒は自分で見る、欲しいもの、行きたいところ、そういうことは基本的に自分で自分の夢をかなえるつもりで行動しよう。
そうして自分を高めるうちに周囲にいる人たちも変わってくるものだ。
女性だから非正規で良いし年収250万以上稼げないと自分のリミットを設けるのならば、楽しみながら節約も兼ねてディズニーランドに行くためにお弁当を作ってピクニックするでもよいし、毎月旅行貯金を一緒にしようと彼に提案するでも良い。(我が家も毎月旅行の小遣い貯金をしている)できる努力をすることは二人の関係構築にマイナスになることはない。
愛されさえすれば女性は大事にされる。お金を使ってもらえる。そういうことを平気で言う人もいる。実際そういう関係性のカップルはいなくはない。
しかしながら、そうしたレアケースを着地点とせず、身の丈に合った自分にできることを惜しみなく努力できる人こそ成婚率1%、2%と言われる超難関アラフォー婚活をものにするのだと信じているのだよ。
彼や旦那さんに金銭的に甘えるのはNGか、に答えるならば相手が喜んでそうしたいと思うタイプならば甘えたら良い。一方でそういう相手が自分を気に入ってくれるかを追求すると時間が必要なため、スピード重視のアラフォー婚活では自分自身のちょっとした意識改革が必要だと提言する次第。
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)音声配信アプリVoicy でもアラフォー婚活に役立つ情報を配信しています!
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