2022年7月3日

vol.108「友人の前で態度が変わった彼」【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第108回目「友人の前で態度が変わった彼」これはSHOPPAI案件の香りがする。

ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、108回目、煩悩の数まで来ました。
今日の質問です。

はじめまして。私は38歳の都内在住の会社員です。
現在交際中の彼との結婚に迷いが出てきてしまったのでケビ子さんのアドバイスをいただきたいです。
彼とは婚活アプリで知り合い、何度かメッセージを交換してから会い始め、特にこれといった障害も違和感もなく交際が始まり3か月が経ちました。
彼も38歳でお互い良い大人なので結婚を視野に入れてという話も出ています。二人で会っているときは可もなく不可もなく、普通に楽しいのでトキメキという感じでもないですが安心感がありました。
コロナも落ち着いてきたので、私の友人夫婦と飲み会をしようということになりまして、そこでの彼の態度がオラオラで驚いてしまったんです。友人夫婦に向かって「コイツ、気が利かないところもありますんで～」とか「大した仕事してないのに忙しいとか言われて会えないこともあるんですよ」とか言われて真顔になってしまいました。
謙遜なのかもしれませんが、二人で会ってる時はこういう言い方をしないので、驚いてしまって彼の本音はこうだったのかとがっかりして落ち込んでいます。二人の時に聞いてみたい気もしますが、しつこいとか根に持つとか思われるとまた誰かと一緒のときに何か言われそうで不安でいっぱいです。友人夫婦からも「彼大丈夫？」と言われました。
こういう時、ケビ子さんならどうしますか。率直な意見をズバッとお願いします！！

38歳、交際3か月の彼が友人の前で態度がいつもと違いオラオラだったことに対して驚き、結婚に迷いが出てきてしまったというご相談です。

これはなかなかしょっぱい案件ですなあ。
二人で会っている時は特に問題なかったが、第三者の前で態度が変わる。
それもご相談者を下げて謙遜をするというタイプ。
言われた時のご相談者の驚きを想像すると、それだけで血の気が引く感覚になるものだ。

率直に申し上げると、現状のまま目をつぶって結婚レッツゴーとするには不安が大きい。違和感を違和感のまま放っておくといつの間にか乗り越えられない圧倒的な違いに育ってしまうことがある。そうなってしまってからでは人生が不安でいっぱいになってしまう。

彼には二人以外の人がいる場でご相談者を下げて冗談や謙遜を言うところがあるというのは事実なので、まずはその事実を受け止めること。
見て見ぬふりをすることもできる。二人の時は問題がなかったわけだから。しかしケビ子はやはりすっきりと迷いなく結婚を決めて欲しいという老婆心でおせっかいを言いたい。

彼をよく知る一環としてタイミングを見ながらしっかり話をしてみてはどうだろうか。
不用意な事を言われて、「その場のノリで」「本当はそういう人じゃない」「彼なりの理由があって」と結婚が目の前にぶらさがっていると頭の中で不都合を合理化しようとしてしまうのだが、結婚はゴールではなく長く続く私の人生の１エピソードだと思いなおして、彼とうまくやっていけるのか試金石として欲しい。

「あの時の言い方何？ひどくない？」これも結構だが、彼の話をよく聞いてみて欲しい。
「なんであの時ああいう言い方したの？いつもと違うから驚いたし、悲しかったよ」とこういう感じで彼の内面を探ってみてはいかがだろうか。

思いの丈を話してみて、改めて彼を受け入れられるか否かはご相談者がしっかりと自分と向き合って答えを出すしかない。もしかしたら彼がこちらのダメージを心底理解して二度と言わない、ということも十分ありうることなのでね。

誤解を恐れずに言うと、アラフォー婚活の場にやってくる方は男女問わず口下手、誤解を与えがちな発言が多い、極端な経験不足から相手の気持ちがわからない、という方も少なからずいる。言ってはいけないこと、言われたら悲しい気持ちになることが理解できていない人もいる。人と全く接点がない仕事の人もいて、コミュニケーションが極端に苦手な人もいる。
え？それってそもそも論じゃ？と思うかもしれないが会話で解決出来る人なのか、性根はどうなのか、そういう本質を見極めてみるのもアラフォー婚活で成功する１ファクターだとケビ子は思っているのだよ。

「え？そんな風に思ってたんだ。ごめんなさい！」と心底驚く人もいるので、こちらの当たり前はみんなの当たり前と思わず、価値観が違うと一回で切り捨てず、とにかくよく話をしてみてほしいのだ。

いろいろと話をしてみたが、どうにも理解しあえなかった、彼も私がなぜ驚いたのはわからないままでしたということであれば悪いことは言わない、ほかの出会いを模索しよう。

こういう時、友人からの「彼大丈夫？」という評価がことのほか効いてくる。事あるごとにボディブローのようにリマインドされるものだ。
「あの時はちょっと変だったけど、良いところもたくさんあるし、話をしてこちらの気持ちを理解してくれたからもう大丈夫！」とフォローできるくらい気持ちが固まる日が来るかどうか。ご自分との対話を続けてみて欲しい。

アラフォー婚活はつらいことも多いのだ。だからこそ、この人だと思える相手と出会えたならばとびっきり幸せになってほしいのだよ。