2024年2月4日

vol.129 「一方的に話をする男性ばかりで不完全燃焼」【ケビ子のアラフォー婚活Q＆A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第129回「一方的に話をする男性ばかりで不完全燃焼」セミナーみたいですねって言ってやろう。

ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、129回目です。
今日の質問です。

ケビ子さん、お悩み相談とVoicyを欠かさず聞いています。私は36歳、都内在住の会社員です。婚活は結婚相談所とアプリを使っています。結婚相談所はまだ2カ月ほどの利用ですが、アプリ婚活は2年ほどしています。これまで約20名のかたとお会いしてきましたがなかなか2回目3回目とお会いしたいと思うかたがいません。私に問題があるのか、何かできることがあるか教えてください。
マッチングして男性と会う場合、十中八九食事に行きます。夜の場合もありますし、ランチの場合もあります。1回だいたい２～3時間ほどになりますが、多くの男性がその間ずっとご自身の話をされます。
私に話を振ってくれるかたもたまにいますが、それもごく短いもので基本的には男性はずっと自分の話をされることが多いです。自分で言うのもなんですがたいがいの話題にはついていけますので相槌や質問が適切にできているのかもしれません。
ケビ子さんもアラフォー婚活こそ相手の話を傾聴することは大事と説明されていて、私も実践していますがその場合どうしても不完全燃焼で次に会いたいと思えないで終わります。しかし男性側からは「話が盛り上がった」「こんなに話を聞いてくれた人は今までいなかった」と言われます。傾聴することで相手からは気に入られることが多いですが、こちらの気が進まないということが続き今後どうしたらよいのか悩んでいます。

36歳、結婚相談所とマッチングアプリで婚活中のかたからのご相談です。
これまで約20名のかたと会ってきたが2回目3回目とお会いしたいと思うかたがいない。
ケビ子がアラフォー婚活には傾聴が良いぞと言うのを素直に実行したところ好意を持たれるが自分の話をする時間はあってもごくわずかで不完全燃焼となり次に気が進まない、とのこと。

責任感じちゃうなあ。ごめんなさいね。確かにケビ子は常日頃アラフォー婚活こそ傾聴は大事だと発信をしている。

自分自身、長年婚活をしてきて「この人はどういう人なのだろうか」と素直な好奇心で話を聞くことに集中してみたところ「こういう話ができる人は初めてだ」と褒められたあげく好意をもってもらえたことがあったからだ。
アラフォー婚活はいわゆる条件面で女性は不利になることが増える。加齢に伴う印象と見た目の衰え、キャリア経験があるからこその知恵の回り方など。本来なら誇るべき自分自身がこと婚活となると引け目を感じてしまうほど、あからさまに若々しさではなく若さを求める男性がなんと多いことか。

自分と同世代で気が合う人を望みつつ、そうしたかたは若い女性も視野にいれて相手を探している。となるとアラフォー女性の弱み・強み分析をした結果「話を聞くことで相手を知る」これではないか？とひとつ結論づけた。

おごってくれた、プレゼントをくれた、連絡がマメ、などしてくれたことにより相手を知るというのはひとまず置いて相手の経験や思考を知って打ち解けるのがアラフォーらしいのではないかと思い、一方で男性もそれなりに話したい経験が積み重なっている。「話したいと聞いてみたい」のマッチングもできる。結果として「こういう話ができる人は初めてだ」「自分を理解してくれる人と出会えた」などと評価されたのではないかと思ったので、傾聴しようぜ！と発信をしている。

しかし、だ。
女性側が不完全燃焼を感じて次はないなーと思うまでは想像しておらず、結局ケビ子は「男に気に入られて選んでもらう」というへりくだった思考に縛られていたのだなと今回の相談で気づいた。
そういう理由からお詫びします。ごめんなさい。

傾聴が一定の効果を発揮することはおわかりいただけたので、ご相談文から不完全燃焼を少しでも解消するにはどうしたらよいのかを考えた。

「また会いたい」「もう少し話したい」など次への欲求は多少の未練が必要なので現在1回２～3時間の食事をしながら会うというのを初回は昼間にお茶60分一本勝負で会ってみたらどうだろうか。
話が一方的なら60分我慢すれば終わるし、一言申し上げるなら「セミナーみたいでした」と皮肉をお見舞いしてもいい。お互い様で会話ができたら場所を変えてもう一軒でもいいし次回は食事に行きましょうと誘えるきっかけにもなる。

プロフィールを見ているとは言え、初対面での座持ちを心配して親切心から口数が増える人はいる。言ってみれば沈黙してつまらない人だと思われたくないからと沈黙よりは俺の話をしたほうがマシだと話している可能性もある。

いずれにせよ彼の意図は初回ではわからない。よほど生理的に無理な場合をのぞいては何回か会ってみたいところではある。プロフィールを見てマッチングしているのだからなおさらだ。
60分一本勝負でなかなかよさそうだが一方的に話をされた場合は別れ際に「今日はいろんなお話が伺えて楽しかったです。次回は私の話も聞いてくださいね」とニコっとしながら挨拶すればよほどの鈍感でもない限り「あっ！」と気づくと期待したい。

傾聴はとても大事。これは変わりない。そこに少し工夫をしてみよう。
初回は挨拶程度の顔合わせと話を聞くのは好きだが私の話も聞いてほしいという意思表示を女性らしく伝えられたらとても素敵だと思う。
餅つきの合いの手のようにこまめに「私」をインサートできたらすぐに本命が見つかりそうな気がする。
応援しているぞ！