2025年3月16日

vol.156 「婚活の緊急オペが必要な状況」【ケビ子のアラフォー婚活Q＆A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第156回「婚活の緊急オペが必要な状況」メス！

ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、第156回です。
今日のご相談です。

ケビ子さん！緊急オペが必要な状況です。地方在住41歳です。

知人の紹介、寺婚活、相談所（コロナで退会）、ワイン会で活動。３年間お付き合いした彼に結婚は考えていないと言われてあきらめましたが、婚活も思うようにいかないこともあり最近ズルズルとまた会うようになってしまいました。どこかで、彼の気が変わらないか？変わるように“私と結婚したらいいぞキャンペーン”を実施しましたが、反応はありません。会話が成立せず気持ちのやりとりができない時点で、彼に対する執着なのだと気づきました。

次に行こう！と行動を開始した途端、非常勤講師に採用され、東京での仕事が決まりました。非常勤なので授業数が少なくお金もそこそこ。しかし、目標の仕事だったので地方から通ってでもやる覚悟です。

婚活のフィールドを選ぶうえで、地元（東北地方）にするか、東京に移住するか、選択を迫られています。 東京には、例の彼がいてまた頼ってしまいそうな気がします。もはや、何で悩んでいるかわからなくなってきました。パニックです。助けてください(T_T)

彼は人の気持ちがわからない、話し合いもできないような、自己中男です。ただ、才能があり仕事に人生を捧げるまっすぐな人で、彼を支えたいと思っていました。 結婚はしない。はっきり言われていたにもかかわらず執着していたのはわかっていました。気持ちが通い合う実感もないのだから、一緒にいても不満がつのり、私が精神的に追い込まれて潰れるだろう。予想できてもやめられなかった。なんか、放っておけない感じなんですよね。 すべては自分で招いた結果です。 いつまでもウジウジと、執着する自分に嫌気が差します。

気持ちが通じ合える人と出会い、癒されたい(T_T) ケンカしてもいいから、話し合って関係を作りたい。今の願いです(T_T)

41歳、緊急オペが必要だと切なるお悩みです。

転職により上京が視野に入ってきて、現在の課題とたらればが絡まり合っているようにも見受けられますが、人生の岐路であることは間違いない。

状況を整理します。

●地方在住41歳。知人の紹介、寺コン等あらゆる婚活を実施中。

●３年交際した彼に結婚は考えていないと言われ、次に行こうと行動したら東京での仕事が決まった。

●仕事は非常勤だが目標の仕事であり、通ってでもやる覚悟。

●東京には３年交際した彼がいて頼ってしまいそうな気がする。彼は放っておけない感じ。

●気持ちが通じ合える人と出会い癒されたい。

情熱的で高カロリーなお悩み相談文は久しぶりな気がします。

それほどにご相談者の現在の揺れ動く心が表れているようだ。

まずは希望の職に採用が決まったことをお祝いしよう。おめでとう！

行動をした途端に決まった、というのはご縁を感じるものだ。一歩動いて運を引き寄せたね！やったね！

ところが、お悩み文を読んでいくと東京での仕事は通ってでもやる覚悟。ここで婚活フィールドを地元にするか東京にするかで悩んでいる。ふむ。どちらかというと新しい仕事より婚活への期待が大きいのかな、TOKYOには。というムードを感じた。

地方在住のかたからのご相談は何度もいただいたが、東京に行けば出会いがあるのではとおっしゃるかたが多い。東京に婚活万能神がいるかのように東京への期待を寄せてくる。人が多い分、そう思うのかもしれないが何事も自分次第なことを忘れてはいけない。東京に婚活万能神はおらん。

次に３年間お付き合いした彼とのこと。
これは正直に申し上げてもう終わったこと。彼がいるTOKYOに行くからといって連絡をするのはどうなんだろうか。

元彼は一番遠い他人じゃよ。彼から結婚は考えていないと言われたことが真実なのだから「またまたそんなこと言って本当は……」のようなご相談者都合の期待にすがるのはもうやめにしようぜ。

「私と結婚したらいいぞキャンペーン」は女が実施する場合ご機嫌取りになるケースが多い。ここでうまくいっても「結婚してやった」「結婚していただいた」の関係性が続くことが見えている。もうやめよう。

その彼はご相談者にとっておそらく顔が好みだったのかな。でもね、一緒にいて気持ちが通い合う実感もなければ不満がつのる。こうした相手に人生をささげる理由がないのよ。

しばらくは新しい環境に慣れることが最優先だ。

新しい仕事は非常勤だから、今後の働き方につながる待遇改善など仕事をしながらもさらに自分のために動くことがたくさんあるだろう。そちらをまずは優先してみてほしい。

新しい仕事環境に慣れてきたら婚活を再度視野に入れてみる。
41歳、スピードを意識してご自身が希望する気持ちが通じ合える人との出会いはどこにあるのか、新しい環境で再度自分を深堀して考えてみてほしい。

人間関係は環境で変わるから、今回の東京での仕事は大チャンスだと思うのだ。新しい仕事は新しい人間関係をもれなく連れてくる。新しい人間関係で自分の新しい一面に気づくこともある。希望の職を得た自信が自分の価値観を変えることもある。まずは新しい仕事に慣れることが最優先じゃよ。

「この人と一緒にいる自分が好き」と思える人との出会いを信じて、自分の選択に自信をもって晴れやかに新しい仕事をスタートさせてください。しばらくは仕事へのモチベーションがご相談者のメンタルを支えてくれるから、しっかりと取り組んでみようぜ！