ドラマを紹介してくれたのはこの人
桂まり●かつらまり
①壮絶な愛憎を描く激情のラブ&復讐劇「夫婦の世界」
キム・ヒエさんといえば、2012年のアン・パンソク監督の2作品、「妻の資格」、ユ・アインさんとの話題作2014年の「密会」。その彼女の最新作が「夫婦の世界」。
②永遠の愛を描くミステリアスラブストーリー「Born Again」
そして、ギヨンさんとスヒョクさんの夢の初共演作でもあります。ギヨンさんが17歳の頃、スヒョクさんに憧れてモデルを目指したというエピソードは有名で、ゆえにこの作品でのふたりの共演は特別なものに。劇中では敵対していますが、見目麗しいふたりが実際は仲の良い同じ事務所の先輩後輩なのが伝わってきます!!
▼チャン・ギヨンさん&イ・スヒョクさんのインタビュー
●KNTVで「Born Again」の日本初放送が8月からスタートします。今のお気持ちは?
チャン・ギヨン:僕たちのドラマ「Born Again」が日本でもKNTVで放送されることになったと聞きました。日本のファンの皆さんにも楽しんでいただけるのではないかと期待しています。愛していただけると嬉しいです。
イ・スヒョク:前作はドラマ「ごめん、愛してる」の日本リメイクへの特別出演でしたが、「Born Again」でこうしてまたお会いでき嬉しいです。また大好きな後輩である俳優チャン・ギヨンと共演した作品が、日本で放送されることになり感謝しています。
●演じられた役柄のご紹介をお願いします。
チャン・ギヨン:80年代では父親との宿命のため孤独を抱えているコン・ジチョル役を演じました。現代ではエリート医大生のチョン・ジョンボム役を演じました。
イ・スヒョク:暗記したみたいにスムーズだね!(笑)クランクアップしてから4か月経つのにすごいね。(笑)僕は80年代ではチャ・ヒョンビンという刑事役を演じました。現代ではキム・スヒョクという、罪人のDNAというものを信じている検事役を演じました。
●出演を決めたきっかけは?
チャン・ギヨン:ひとつのドラマで二役を演じられるという点に最も惹かれました。それから序盤のコン・ジチョルの父親との関係や、愛する女性のために自身の心臓も捧げようとするほど一人の女性を愛する感情が面白いと思いました。チャン・ギヨンがこの二役を演じるとしたらどのように表現するか、自分自身でも気になり出演を決めました。
イ・スヒョク:2つの違う時代、2人の人物を演じられるというのは俳優としてプレッシャーもありましたがとても魅力的でした。特にチャ・ヒョンビンのようなキャラクターはこれまで演じたことがなかったので、新しい姿をお見せできそうだと思い喜んで出演を決めました。
●見どころを教えてください。
イ・スヒョク:一人二役で、2つの時代を描くため努力しました。スタッフの方々も本当に助けてくれました。例えば80年代にはスマホもないですし、行動ひとつとってもいろいろと苦労しました。3人の人物が時代によってどう変わるか、関係性がどう変わるか注目していただければと思います。
③切なく美しい心温まるラブストーリー「半分の半分 〜声で繋がる愛〜」
「ナイショの恋していいですか!?」「優しくない女たち」「ボイス〜112の奇跡〜」など個人的に好きな作品が多いイ・ハナさん、「青い鳥の家」でもチャーミングだったチェ・スビンさんとの共演も、また美しい映像のエストニアロケにも注目です。
▼チョン・ヘインさんのインタビュー
●「半分の半分〜声で繋がる愛〜」に出演を決めた理由を教えてください。
ー以前、『ユ・ヨルの音楽アルバム』という映画をイ・スギョンさんの脚本で演じたのですが、ストーリーがすごく良くて、イ・スギョンさんの 文章に魅了されました。そして今回、「半分の半分 ~声で繋がる愛~」の台本を快く提案してくださったのですが、最初に台本を 読んだ時はけっこう難しさを感じましたね。1 回読んだだけではしっくりくる感じではなくて、なんだか残像が残る感じで。それで 2回、3 回と繰り返し読んでいると、すっと染み渡る感じがしました。それで、このドラマの台本に大きな魅力と力を感じたので出演を決めまし た。ある意味では、僕にとっては新しい挑戦でもありました。題材も目新しく、人工知能がでてくること自体が新鮮でした。
●長い間一人の女性に片思いし続けている役どころで、ムン・ハウォンのちょっとしたしぐさや眼差しからも一途な想いがあふれ出し胸を打たれた視聴者が多かったようですが、役作りのためにどんな準備をしましたか?
ーまず、ハウォンというキャラクター自体がとてももろく繊細な部分があります。でも、その中にまた確固とした芯がある人物で、口数は少な く言葉よりも行動で示していくタイプですが、初めのほうの内容にも出てくるように、会いたい人がいれば、くよくよ悩まずすぐに会いに 行くようなスタイルです。言葉より行動や仕草、表情を通して、どのように表現するか悩みました。非言語的な表現の中でも、度を越さず、ほどよい表現がどうやってできるかすごく悩みましたし、監督と何度も話し合いました。
●人間の心の機微を丁寧に描いた作品で、癒しの世界観に溢れていました。撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
ー「半分の半分 ~声で繋がる愛~」自体が落ち着いていて叙情的な雰囲気があるので、撮影現場の雰囲気もそれに合わせて落 ち着いて愁然 としている感じもありました。なぜなら話の流れ上、死という題材が出てくることもあり、ちょっと粛然とした部分もありま したね。あと AI が出てくるので、撮影現場ではほとんど独り言形式で。進行してくださる演出の方やフロアディレクターの方がセリフを 読んでくださるのですが、ジスのデバイスの場合は、ジス役のパク・ジュヒョンさんが撮影のない日も現場に何度も来て無線機で読ん でくださって、撮影時本当に助かりました。
④花より美しいイケメンに注目!「コッパダン〜恋する仲人〜」
ライトタッチのラブコメかと思いきや、心に傷を負った少年をパク・ジフンさんが細やかに演じています。彼は、「朱蒙」や「イルジメ[一枝梅]」などで子役として活躍していた経験があり、この作品でドラマ復帰。また、ピョン・ウソクさんは9月7日から、モデル出身の俳優役でパク・ボゴムさん、『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダムさんと共演の「青春記録」が放映開始。ライジングスターとして注目されています!ヒロイン役はTWICEのジョンヨンさんの姉でも知られるコン・スンヨンさんです。花男子3人が語るドラマの話からも楽しかった現場の様子が目に浮かびます。
▼キム・ミンジェ、ソ・ジフン、ピョン・ウソクのインタビュー
●演じた役について、簡単なご紹介をお願いします。
キム・ミンジェ マ・フンという役を演じました。朝鮮時代の仲人集団であるコッパダンのリーダーです。性格はとても気難しくてシニカルですが、その一方でとても脆い心を持っています。
ソ・ジフン 僕が演じたイ・スは、鍛冶屋から王になる人物です。鍛冶屋だった頃、ケトンという女性を心から愛していて、彼女と結婚をしようとしますが、結局結婚することはできずに王になる、そんな役を演じました。
ピョン・ウソク こんにちは。漢陽最高の情報屋、ト・ジュン役を演じたピョン・ウソクです。ト・ジュンは、はたから見ると遊び人のようですが、意外な一面を持つキャラクターです。いろいろな魅力を持っていますが、どんでん返しの魅力にも注目していただけたら嬉しいです。
●ドラマのために特に気を遣った部分や準備したことはありますか?
キム・ミンジェ マ・フンという人物の気難しさやシニカルな面を表現するために、顔の筋肉や立ち姿、歩き方、手のジェスチャーなどについて、まずは努力をしました。感情については、共演する俳優のみなさんと話し合ってすり合わせをしながら、撮影現場でアイデアを出し合って作り上げていきました。
ソ・ジフン キム・スがイ・スへと変わっていく過程で、イ・スがどんなふうに少しずつ変わっていくか。王になったからといって口調や行動などがいっぺんに変わるわけではないので、その部分をどのように細かく変えていくかということについて、たくさん考えました。感情が混乱した状態から、少しずつ悟りの段階へと移り、守りたい欲望と政治をしたいという欲望がしだいに大きくなっていくイ・スの変化に重点を置きました。
ピョン・ウソク 僕は周囲の人々との関係について考えることが多かったです。コッパダンの中でのト・ジュンの姿、それからジファに出会ったときの姿、日常生活での行動、そして、自分の事情を表現する姿について、たくさん考えました。それらを演じるために、行動やジェスチャーについていろいろと検討しました。また、ト・ジュンは芸術的な面でさまざまな才能を持っていたので、楽器を習うなどの準備もしました。
⑤ひたむき秘書のトキメキラブストーリー「初対面だけど愛してます」
昨年、大ヒットした映画『君の結婚式』で男性新人演技賞も受賞、いままさに注目したい俳優のひとりでもあります。ヒロインは、ヒット作が続いているチン・ギジュさん演じるミニクに振り回される、地味ながらも熱血秘書のガリ。そんなふたりを見守るミニクの幼馴染キ・デジュを演じたのは、やはりモデル出身、身長188センチというライジングスター、「私たち、恋してたのかな?」のク・ジャソンさん。
ヨングァンさんとジャソンさんが並ぶと、神がかったスタイルの良さにため息が出ます。ミニクの見合い相手、ぶっ飛びセレブ女社長ベロニカをキム・ジェギョンさん、と絶妙なキャスティング。キュンキュンするラブコメが足りない方はぜひ!映画やドラマのヒットで、広告やファッション誌のグラビアなど多忙を極めるヨングァンさんが、マリソルのインタビューに答えてくれました!!
▼キム・ヨングァンさんインタビュー
●「初対面だけど愛してます」はヨングァンさんにとってどんな作品になりましたか?
ー俳優としてデビュー後にも色々な作品に参加させていただきました。出演した作品はどれも本当に大切に記憶していたいと思います。今回の「初対面だけど愛してます」も、もちろん色々な味で、僕のアルバムに大事にしまいたい作品の一つになったと思います。
●いちばん笑ったシーン、印象に残っているシーンは?
ー いちばん笑ったシーンはミニクがお酒に酔ってガリと一緒に自転車に乗る場面です。放送でも面白く映っていたんですが、撮影現場では実際の放送に出たシーンより、もっとたくさん笑っていたりもしましたし、本当に面白く撮影しました。 視聴者の皆さんもこの場面を見ながら楽しんでくださればと思います。
●チン・ギジュさんは、「ミスティ〜愛の真実〜」「ここにきて抱きしめて」もとても良く注目している女優さんです。共演されていかがでしたか?
ー一緒に演技をしてみて、チン・ギジュさんは演技がすごく可愛らしくできる女優だなと思いました。
⑥斬新なストーリーとキャスティングにハマる「偶然見つけたハル」
完璧なキャスティング、緻密でスピーディーなストーリー展開で、韓国語のタイトルを略して「オハル」の愛称で爆発的な人気を博しました。作品がMBC演技大賞の視聴者が選ぶ今年のドラマ賞、ダノを演じたキム・へユンさんが新人女優賞並びに、水木ドラマ部門優秀女優賞、初主演でライジングスターとなったSF9のロウンさん、イ・ジェウクさんが新人男優賞、ジェウクさんは百想芸術大賞でも新人男性演技賞にもノミネートされ、このドラマがどれだけ注目されていたかがうかがえます。
そんな3人にお会いすることができたので、順に紹介していきたいと思います!先ずは、キム・へユンさん。身長190.5センチのロウンさんと、160センチのへユンさんの身長差カップルがキュート、と絶賛されました。えくぼが愛らしく明るくてチャーミングで、まさにダノのようでした。パク・ボゴムさんの最新作「青春の記録」にもカメオで出演するなど、快進撃は続いています!
▼キム・へユンさんのインタビュー
●どんな女優になりたいですか?
ー信じて見ることのできる俳優。「この俳優が出るなら見なきゃ」という言葉を聞きたいです。そんな俳優になれたらうれしいです。演技によって視聴者や観客のみなさんに信頼をもらたすことのできる、そんな俳優になりたいです。
●大ヒットドラマとなった「偶然見つけたハル」。視聴者に愛された理由はどんなところにあったと思いますか?
ー私が思うには、素材が独特だという点が視聴者のみなさんの注目を集める理由の一つになったのではないかと思います。単純に女子高生の初々しい初恋の物語だけが描かれるのではなく、漫画の中の世界が舞台となっていて、ダノを取り巻く様々な事件や人間関係など、深みのある物語が扱われていたので、視聴者のみなさんに愛していただけたのではないかと思います。
▼ロウンさん(SF9)のインタビュー
●”MBC演技大賞男性新人賞”と”視聴者が選んだ今年のドラマ賞”おめでとうございます。
ーありがとうございます(パチパチと小さく手を叩く)!
●この作品がこんなにも視聴者に愛されたのはどうしてだと思いますか?
ーただ運が良かったのだと思っています。
●キャストのみなさんもとても役に合っていましたよね。
ーはい、僕もそう思います。
●キム・へユンさんがインタビューで、見習わなければいけないいちばんの努力家でムードメーカーでした、と、ロウンさんを絶賛していました。へユンさんの印象は?
ーへユンさんはとても賢くて演技も上手く、まわりの人に配慮もできて性格も優しくとても明るいので、僕と一緒に撮影現場でもムードメーカーでした。友達としてもウマがあったなと思いますし、だからこそ僕たちふたりのケミ(化学反応)が生まれたんだと思います。本当に親しいからこそ出てくる雰囲気が、仲が良いフリではなく、そのままTVを通じて伝わったんじゃないかなと思います。
●このドラマで好きなシーンを挙げるとしたら?
ー作品の中で、ハルが、本人の存在理由を考えて自分がなぜここにいるのかを考えさせられるシーンです。第5話あたりの、ハルの存在理由の根本を知らせてくれるようなシーンです。それから、カーテンを星型にくりぬいて、ダノに夜空を作ってあげるシーンがあるんですが、そのシーンが気に入っています。ドラマ後半には感情をうまく表現しなくてはいけないシーンがとても多かったんです。そんな時に台本に書かれた決まったセリフではなくて、僕が本当にハルになりきって集中していた時に、自然とアドリブで出てきたセリフでOKをもらったシーン。OKがかかったあとも、その感情がずっと続いた時の感覚が良かったと思います。
▼イ・ジェウクさんのインタビュー
●「アルハンブラ宮殿の思い出」で鮮烈なデビューを果たし、「恋愛ワードを入力してください〜Search WWW〜」の役もまさにはまり役で、「偶然見つけたハル」のニヒルな役でさらにファン急増のジェウクさん。役者になったきっかけは?デビューまえは、役者になるべくどんな準備をしていたのですか?
ー大学の演劇学科に行く準備中、演技学校に通って演技を学んでいました。「アルハンブラ宮殿の思い出」には大学に入学してから運よくキャスティングされてデビューしました。役者になった大きなきっかけはなく、ただ、演技とは何なのかを学びたいという気持ちが生まれて、演技塾のようなところに入りたくさん学びました。
●作品選びで大切にしているのはどんなことですか?
ーどんな作品を選ぶというよりも、運が良くいい作品にキャスティングされたという感じなので、選択眼があるというより運に恵まれているんだと思います。
●大ヒットした「偶然見つけたハル」で、ペク・ギョンを演技するうえで難しかった部分は?
ーこの作品の特色として、「シャドウ」(劇中の漫画『秘密』に描かれない部分)と「ステージ」(『秘密』のストーリーが進行する部分)のシーンの緩急を視聴者のみなさんにうまくお見せしなければなりませんでした。そういった部分を表現するのがいちばん難しかったです。
▼あわせて読みたい
-
週末は家でゆっくり韓流ドラマがいい!絶対にハマる大ヒット・ドラマたち|韓流ドラマまとめ第1回
展開が早く、目の離せない脚本の秀逸さ、俳優たちの演技にもうならされる韓ドラ。オンラインで配信されている作品も多いので、お家に籠ってじっくり堪能…なんて週末もいいですね! 続々登場するライジングスターたちもからも目が離せなく、蟻地獄のごとくはまってしまう、ヒーリング効果も抜群(?)の韓ドラ作品やスターを、マリソルオンラインライブラリーからご紹介します。
-
バターの世界はますます進化中。NEWSなバタートレンド
知っておきたい旬のニュースをお届け!
-
日本酒と料理のペアリングは至極ロマンティックです【ニッポンの日本酒】
おうちで、飲み方・料理との合わせ方無限大!
-
【ニッポンのビール】飲み比べセットをお取り寄せして「ビアフライト」を楽しもう!
全部、お取り寄せ可能!のどごしから“味わう”時代へ。飲み比べて、“好き”を見つけて