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vol.173 「素を出すのが怖い」【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第173回「素を出すのが怖い」そもそもすっぴんじゃないでしょ?
ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、第173回です。
今回のお悩みはこちら。

ケビ子さんいつも楽しみにお悩み相談を拝見しています。

私は36歳、婚活歴は30歳から始めて今年で6年になります。大阪在住の会社員です。

以前ケビ子さんが大阪で婚活セミナーを開催したという記事を読み、首がもげるほどうなずきながら読みました。セミナー参加者の雰囲気がまさに素の私だと共感しまくりでした。次回大阪でセミナーがあれば必ず参加したいです。


相談としては、素を出して嫌われたらと思うとデートが楽しめないということです。

大阪在住で大阪人ですからある程度のノリのよさを期待されることもありますが、自分はおとなしいほうで、自己主張も苦手なほうです。皆さまが盛り上がっているところに割って入るのも好きではありません。

婚活では、運が悪いのか私の選ぶ相手がだめなのか、ノリのよさを求められることが多くてデート中は疲れてしまいます。マッチングするのはうれしいので、がんばって相手に合わせたい、楽しんでもらいたいと思いますし、せっかくのご縁なのでうまくいいきたい気持ちも強く、素が出せません。


たいした素ではないのはわかっていますが、お笑いやノリのよさからほど遠い私の素を知られたらつまらないと思われてしまうのでは、と無理をしてしまいます。婚活6年なので、素を出そうと出すまいと結局うまくいっていないのですが、この考え方にとらわれてしまっています。相手のかたとリラックスして一緒に過ごす時間を楽しめるようになるにはどうしたらいいでしょうか

素麺(そうめん)を素のまま出してもの足りないみたいなもんでしょうか。

薬味が欲しい、的な。チガウカー

 

 

状況を整理します。

●大阪在勤の36歳。婚活歴は今年で6年

ケビ子の大阪セミナーレポートを読み、共感しまくった。

大阪人だからある程度のノリのよさを期待されるが自分は自己主張が苦手なタイプ

●デート中は相手に合わせて疲れてしまう。

デートをリラックスして楽しむためにはどうしたらいいか。

 

ありのままの私、素の私、こうした言葉に振り回されて、身動きが取りにくいのはアラフォー婚活あるあるじゃよ!

無理に素を出そうと考えないでOK!

婚活のお悩み相談を受けていると「ありのままの私」「素の私」信仰が根強いことに驚くのだが、翻って「素の私を出したいと思っているがなかなかうまくできないのも素の私」なわけで、いかなる状態も素の私なんですね。わかりますか。

「こうありたいと願い、そこに向けて努力する過程の私は私じゃない」という意味合いをご相談文から感じるんだがどうだろうか。

少し楽な気持ちで、自分はおとなしく自己主張が苦手だから素を出してつまらないと思われるかもしれないから相手に合わせて疲れちゃうのも素の私です、と自己受容、開き直ってみたらどうだろうか

そもそも素の私ってなんですか。
自分はこういう人間だと認知している自分とそうでない自分があるわけでもないでしょう。

期待や理想が大きいと落差にがっかりする

相手に好かれたい、嫌われたくない思いから相手に合わせてしまうのは誰でもあること。
期待や理想が大きいぶん、そこからはずれた時にがっかりも大きくなることを経験から知っている
だから自分を守りに入ってしまうんでしょうね。

険悪なムードを避け、楽しいデートをすれば選ばれる可能性が高まると頭のどこかで考えている。

マッチングした相手というのはプロフィールや顔などなんらかが自分の希望する条件に合致しているからこそはずしたくない気持ちが高まるもの。

素を出せないと生活は続かない

相手のペースに合わせてデートを乗り切ったとしても、生活となると毎日のことなので否が応でも素を出さざるを得ない。「結婚したので今日から素を出します」宣言をするはずもなく、いきなり不機嫌になってみたりいきなりキレてみたりするのは誰だって避けたい。

一方で素を出す=げっぷとおならを遠慮なくするという極端な理解の人もいる。ご相談者の悩みはこういう意味でもないわけで、素を出すとかありのままの私ってのは定義がないようで人それぞれあるもの。

ここで、提案。「素を出す」という言葉はいったん忘れて「打ち解ける」と考えてみたらどうだろうか

素を出す、となると自分が主体となるが、打ち解けると考えればそこには相手がいる。

自分の素が出せないと自分事にするよりも相手に向かって「初対面では緊張しちゃうんです」と自己開示するのもリラックスへの近道だ

自分の人生観を再点検

ご相談者がどのような人生を送りたいのか、そしてその人生に必要なパートナーはどのような人か
アラフォー婚活ではこの深堀りをまず最初にやってみてほしい。
そして浮かび上がったパートナーの隣にいる自分を想像してみる。

素の自分にこだわりすぎず、自分自身の「こうなりたい」をかなえるために研鑽する。その繰り返しじゃないかと思うのだ。

例えば就職活動ではスーツを着る、朝起きたら髪を整える、初対面では意識して笑顔で挨拶をする。
こうした相手あってのコミュニケーションはごく自然にできているのだから、婚活も同様に相手を意識して工夫しながら自分らしさを出していく練習をしてみてほしい。

ノリがいい人ばかりを求められていると考える必要もなく、相手の話を傾聴して否定しない。これだけでもかけがえのない存在になれると思うぞ!

アラフォーケビ子の婚活記#172
本日の結論:悩むほどに一生懸命なところも素の自分だから、丸ごと抱きしめよう!

2019年から約6年にわたってたくさんのご相談をお寄せいただきました。
今回でお悩み相談は終わりとなりますが、これからも悩めるアラフォー婚活民に寄り添いたいケビ子です。
時々インスタでお悩み相談会をしていますので、よかったらお立ち寄りくださいね!

ケビ子の新連載始まりました!

よみタイにてケビ子の新連載が始まりました!

アラフォー・40代婚活に特化した内容です。

アラフォー・40代の婚活は厳しいことの連続だけど、私たちいいところもたくさんある。

今の婚活方法でいいのかな?と悩みや迷いがある方はぜひ読んでくださいね!

カモチ ケビ子

カモチ ケビ子

43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)音声配信アプリVoicy でもアラフォー婚活に役立つ情報を配信しています!

▼【ケビ子の乳がん・ニューライフ】もチェック

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